Delight Foundation
デライト・新キャンパス建築プロジェクト
デライトファウンデーションはバングラデシュのゴパルガンジの地に賃貸の施設をお借りして活動してきましたが、2025年12月に契約が切れます。私たちは子どもたちが安心して生活できる恒久的なキャンパスを必要としています。そして地域に大きなインパクトをもたらすことができる拠点を必要としています。これは私たちの新キャンパスの土地の購入から建物が建て上がるまでの奇跡の物語です。皆様も寄付を通して、ぜひこの物語にご参加ください。


第1章 新キャンパスの土地
2019年のある日、購入を検討している土地を見に行ったデライトの二人の責任者のもとに、この土地の管理を任されている女性が話しかけてきました。「私はデライトがこの土地を買い、地域のために良い働きをしてくれることを願い祈っているのです」。彼女は目頭を熱くしてこの広大な土地を神様の必要のためにデライトにぜひ用いて欲しいんだと熱く語っていました。彼女の言葉は二人の責任者の胸を打ちました。責任者の一人が彼女に言いました。「私たちもそれを願い、祈り求めています。主が望まれるなら、私たちは必要が満たされ、この土地を購入することができるでしょう」。そして2020年、デライトはゴパルガンジにある約9000坪にのぼる広大な土地を購入することができたのです。
デライトはこの土地に夢と希望を持っています。ここに児童養護施設「デライト子どもの家」の子どもたちが住まう新しい生活の場が建てられ、地域の子ども達が将来のために基礎を築く学校が建てられることを。そしてこのキャンパスで生活し、学んだ子どもたちがやがて社会を変える良き働き人となることを。
新しく建設するデライト初となる自前のキャンパスは、子どもたちのみならず、地域共同体をも育み、国の将来、世界の将来に貢献することでしょう。
第2章 埋め立てのための測量
2022年5月28日には埋め立て工事のための測量を行いました。大変な暑さの中、デライト子どもの家の男の子たちもお手伝いをしてくれました。頼もしい!






第3章 埋め 立て工事
2022年夏には埋め立て工事が始まりました。
土砂運搬船で運んできた大量の砂をポンプで吸い、新キャンパスの中に水とともに流し入れ、約三メートル盛りました。盛り立てのキャンパスはぬかるみ、不安定ですが、子どもたちにとってはかっこうの遊び場!
第4章 フェンス設置の測量
2023年1月27日、新キャンパスを囲うフェンス設置工事のために測量を行いました。



第5章 フェンス設置
2023年5月にはフェンスを設置する柱造りから始まり、穴を掘って柱を立て、キャンパス全体を囲うようにフェンスを張り巡らしました。


・・・行政による水路工事で土台付近の土が削られ、崩壊しつつある寮施設の土台部分
デライトは現キャンパスからの速やかな引っ越しを迫られています。それはまもなく契約が満了するという理由に加え、現キャンパスで使用している建物の土台が崩壊しつつあるからです。子どもたちには安心して生活できる住まいが必要です。2023年10月、土台部分の一部崩壊の知らせを受けた責任者はショックを隠せませんでした。
第6章 正面ゲートの設置
2023年11月8日、新キャンパスを囲うフェンス設置の設置工事を終えたのち、最後に門を設置し、綺麗にペイントしました。


第7章 小屋と家
2023年12月、新キャンパスに必要な資材を入れる小屋と、管理人が住まう小さな家を建てました。新しいキャンパスでの建築工事が始まると資材の管理と保安のために管理人(常駐スタッフ)が住まう必要があります。

第8章 起工式
2025年5月3日、日本からのゲストご出席のもと、新キャンパスにて起工式を執り行いました。地域の長老たちも立ち会ってくださり、喜びと期待に溢れたときとなりました。




第9章 新施設土台工事
2025年8月8日、新キャンパスでの建築工事が本格的に始まりました。
次々に建材が運び込まれ、20人弱の地域の方を雇用し、また休日にはデライトの中学生以上の子どもたちもお手伝いに加わり、多目的施設、女子寮、男子寮の土台工事が進められています。


土台工事2
9月に入り、レンガで土台の枠ができたのでそこを土で満たし、コンクリートを流し入れ、乾いたら鉄筋を敷き、再度コンクリートを流し入れ、乾かして土台を完成させました。寮となる建物には車椅子でも入れるようにスロープを設置。バリアフリー設計です。





第10章 壁作り
9月半ばからは完成した土台に壁となるレンガ積みの工事に入りました。まずは、土台の上にレンガを仮置きして部屋の間取りを確認。間取りが確定したらレンガをひたすら積み上げていきます。バングラデシュはレンガ造りが盛んでミドルクラス以上の建物の建材は田舎も都会もレンガです。





10月終盤になると壁が屋根の高さにまで届きました。各壁を繋ぎ補強するために各壁の上に木枠を組み、鉄筋とコンクリートを入れて乾いたら完成!




第11章 内外壁モルタル塗り
11月15日からはモルタル塗りに入りました。
レンガの壁に水を塗り付け、十分に湿らせた上にモルタルを厚く塗り、乾燥したレンガがモルタルの水分を吸収してモルタル面にひび割れができないように作業をします。良い天気が続き、作業が捗ります。





第12章 ドア枠取り付けと井戸掘り
11月20日にはドア枠が運ばれてきました。女子寮、男子寮の順番にそれぞれの部屋、そしてトイレの入り口に取り付けていきます。
また、23日には何やら長いパイプが運ばれてきました。井戸用なんですね。幅広いハシゴのような櫓を組むなり晴天のもと、どんどん掘り始めました。


女子寮のモルタル塗り完成
11月27日、まず女子寮のモルタル塗りが完成しました。前日には男子寮のモルタル塗りが始まっています。
毎日18名の関係者たちが現場でせっせと働き、天気も良い応援となって順調に工事が進んでいます。バングラデシュは大変な不況の中にあり田舎も例外ではありません。デライトの施設の建築工事が地元の職人や日雇いの方々の大変大きな経済の助けになっています。皆さんとっても嬉しそうに働いていらっしゃいます。


第13章 屋根組み
12月4日、今度は長いエル字型の鉄の骨が運ばれてきました。屋根の骨組みの始まりです。アイロンカッターで長さを揃えて必要な長さを必要な量作っていきます。どんどん切って、そして形を作り、溶接していきます。11日には地面から壁の上に鉄の棒を数本斜めに立てかけてロープで引っ張り、スライドさせながら溶接した屋根の骨組みを建物の上に引き上げました。


第14章 電柱立て
12月14日、多目的施設の上に屋根の骨が組み上がりました。高所作業で危険を伴う大変な作業だったことだとでしょう。無事に組み上がり安堵しました。
15日には新キャンパス内に電気をひくために新しい電柱が立てられました。



